ARGOの「プラトレ」

通る企画書を作るために。プランニングのトレーニング

街には企画が溢れてる

世の中に存在するMONOは、すべて誰か意図や目的を持っ作ったものだ。街に溢れる看板や広告物はもちろん、何気なく書かれた注意書きやポスターなども誰かが一生懸命考えて作っている。

企画の第一歩は、考えるクセをつけること。

例えば今日のテーマは「赤」と決めて、視野に入ってきた赤いものを数えてみる。看板、ポスター、車、服、お店のロゴ、、、普段は意識していないから気付かないけれど、世の中にこんなにも赤いものがあったのかと驚くほど、色んな赤が飛び込んで来る。この驚きが、考えるクセをつける第一歩になる。

その次に、何故そこに「赤」という色が使われたのかを考えてみる。インパクトを強めるためか注意を喚起するためなのか、それとも周囲の色との調和を考えたものなのか、上の人に指示されたから?決まりごとだから?などと、それを作った(企画した)人の立場に立って考えてみる。

そして最後に、自分だったらどうしていただろうと想像してみる。果たして自分だったら赤を使っただろうか?青の方が良かったんじゃないか?いや、色をつけない方が意図的には正しかったのではないか? そもそも何でこんな物を作ったんだろうか?

バカバカしいと思うかもしれないが、3日で良いからやってみて欲しい。そして、赤が済んだら青、黄、黒など色シリーズでテーマを変えるのも良いし、数字やカタチなどで絞ってみるのも良い。言われた事をやるだけの仕事はつまらない〜そう思ったことが一度でもある人なら、企画マンの素質がある。後はその能力をトレーニングによって鍛えるだけだ。