ARGOの「プラトレ」

通る企画書を作るために。プランニングのトレーニング

ステップ3「続ける」

自分を変える第3のステップ 『続ける』

このステップに入って初めて「努力」というものが必要になってくる。禁煙中は煙草をすいたくなるし、ダイエットをしているときはお腹がすいてくる。それを我慢する苦しさは、1度でも経験したことがある人ならすぐにわかるだろう。

積極的な言葉をクチグセにするのも、思っていた以上に大変だった。悪いことがあるとつい愚痴ってしまう。「できる・のんきに・ありがとう」という、私なりのフレーズを考えた時も、クチグセにするまでに随分時間がかかった。

禁煙やダイエットの時はできるだけ煙草や食事から意識をずらすことに集中した。自分のフレーズをクチグセにする時はカードに書き込んで持ち歩いた。もちろん何ひとつスムーズにできたものはない。大いに苦しんだし、何度も座折した。しかし、続けることに何度失敗しても、絶対に『決める』段階には戻らないで、出来るだけ早く『始める』という第2ステップに戻るようにした。

煙草を1本すってもすぐに禁煙に再チャレンジし、ご飯を食べ過ぎて体重が増えたときも翌日からまたダイエットに取り組んだ。ふいにマイナスな言葉が出た時は「今のはナシ!」と宣言して、あわてて「できる・のんきに・ありがとう」と言う言葉を3回唱えた。

続かなくても落ち込むことはない。

意志が弱い自分を責める必要もないし、続かなければ「また始めればいい」と割り切って、またすぐに『始める』に戻れば良い。たったそれだけの事なのだ。決めたことをあきらめない限り、禁煙やダイエット、クチグセ、そして夢の実現といった「自分を変える」という大プロジェクトは進行している

まずは3時間、続けてみよう。それができたら、3日間続けることにチャレンジしよう。成功したら、まず自分をほめる。そして3週間、3ヶ月と、少しずつ「続ける期間」を延ばして行く。

もし途中で挫折しても、その瞬間から3時間続けることから再チャレンジすればいい。決して、続けられなかったことに負い目を持ってはいけない。もし3ヶ月以上続いたなら、それは自分の大切な習慣として、立派に身に付いているはずだ。

第3ステップである「続ける」ために必要なポイントは、
 ①少しでも長く続けられるように頑張ってみる
 ②もし続かなかくても、決して落ち込まないで、また「始める」段階に戻る
 ③第1ステップである「決める」段階には絶対に戻らない<諦めない>
〜この3つだ。