ARGOの「プラトレ」

通る企画書を作るために。プランニングのトレーニング

最初にやること

企画をたてる際にはアイデア出しとか調査とか色々とやることがあるが、締切までに時間がない時や良いアイデアが出ない時など(そうなる場合の方が圧倒的に多いが)、まず最初に「表紙を作る」ようにしている。

表紙には、タイトルの他に、提出先の名称や提案者の名前、日付などが必要になる。これらの要素をひとつひとつ埋めて行くことで、どんな立場で誰に何を伝えなければ行けないのかを整理するのだ。提案日を記入することで締切も明確になる。

企画書と言うのは、他の会社に提案するものとは決まっていない。よくよく聞いていくと、実はまだ上司や他部署の賛同が得られていなくて、彼らに納得してもらうための社内向け企画書が必要だったりする。発注する側も良くわかっていないままに声をかけてくることが多いので、表紙を作って行く作業を通して担当者に確認して行く。

表紙を作ることで企画書のデザインも決まってくるし、企画の内容に関しても頭の中が整理されて行くので、表紙が出来た段階で作業の半分近くは終わったような~ちょっと大袈裟だが~それくらい表紙作りは大切なものだと思っている。