ARGOの「プラトレ」

通る企画書を作るために。プランニングのトレーニング

2018-01-01から1年間の記事一覧

誰の言葉で書くのか?

もう四半世紀以上も前の話を、先日、ふと思い出した。放送作家をやめて帰省し、プランナー兼コピーライターのような仕事をしていた頃のことだ。何の行事か忘れてしまったが、政治家を目指しているという同世代の青年に出会って少し話をしたことがある。(私…

先が読めないドコモのCM

auやソフトバンクが、三太郎や白戸家と言う安定のシリーズCMを展開している中、ついにドコモが新シリーズCMの投入に踏み切った。星野源が演じるプロデューサーが、ドニマル・コスモフ・モンジュウロウと言った3人のキャラクターを売り出すストーリーに…

考える筋肉

企画を立てるにしても企画書を作るにしても、かなりの労力を必要とする。アイデアと言うものは天から降って来ることもあるが、それを周りに伝えるカタチにするためには、あーでもないこーでもないと頭の中での試行錯誤が欠かせない。 そのための基礎トレーニ…

「モノからコト」は正しいのか?

もう何年も前から言われていることだが、小売業界には「モノを売るのではなくコトを売れ」と言う考え方が、新しい売り方として根強く残っている。 私が東京に住んでいた30年以上前、当時、時代の最先端を走っていたMATSUYA GINZAが、婦人服売場、神式服売場…

「AI」ではお店を救えない

AIと言うブラックボックスが世の中を変えようとしている。ただし「AIがそう指示しているので」と言うだけで販促会議を切り抜けられる日が来るとは思えない。責任者や担当者が理解できないままデータが出した答えに従うのは大きな間違いだ。 ひと頃「デー…

タレントの起用

地方都市にいると広告展開に有名なタレントを使う機会など滅多にない。ほとんどは、クライアントの社長さんが知り合いだとかローカル用の低予算に応じてくれる場合に限られる。 飲料メーカーや車など、数多くの販売店を持つ会社が積極的にタレントを使うのは…

ブラックボックス

今の社会は、コンピュータやネットワークを使ったシステムが必要不可欠になっている。コンビニはもちろん、小さな店でも使っているレジはネットワークにつながれてビッグデータの一部になっているかもしれないし、肌身離さず持ち歩いているスマートフォンは…