ARGOの「プラトレ」

通る企画書を作るために。プランニングのトレーニング

グラフの作り方

データと同じように客観的な数字を分かりやすく見せるために、グラフを使って説明することがある。Excelを使えば色々なグラフを簡単に作ることができるので、パソコンに慣れた人ほど「凝ったグラフ」を作る傾向がある。私もそうだったから、あれこれ凝りたい…

数字のマジック

数字と言うものは不思議な力を持っている。約半数と言うよりも「52.7%がこう思っている」と具体的な数字を用いた方が説得力を増す。視聴率20.1%と19.9%とでは雲泥の差があるように見えるが、標本数が600で世帯視聴率が20%の場合、標本誤差は±3.3%(ビデオリ…

CMを見たら企画書を想像する

街の中にあるものは全て誰かが考えて作ったものだ。中でもテレビCMは、制作費に加え電波料という多額の費用が必要になるため、ひとりの考えで作れるものではない。社内で企画を立てるにせよ広告代理店に依頼するにせよ、責任あるポジションにいる人にプレ…

本屋さんの定点観測

世の中の変化や動きをつかむ手法のひとつに「定点観測」というものがある。場所を決めて、定期的に変化をチェックして行く手法だ。新聞や雑誌の記事を入念にチェックしておけば必要ないと言われれば返す言葉もないが、毎日記事とにらめっこをするよりも遥か…

企画書の基本構成

すべての企画書は、大まかに分けて、①企画意図、②企画内容、③予算&スケジュールという3つの要素から成り立っている。 ③の予算&スケジュールは、営業など他部署との調整が必要になってくるので、企画書を作る時に自分の頭だけで作れるものは企画意図と企画内…

キカクのキ

企画を立てる人のことをプランナーと呼ぶ。私の名刺にも「プランナー」と言う肩書を書いているのだが、自分の名刺を使うよりことより、一緒に仕事をしていた広告代理店の名刺を使うことの方が多かった。(今は社員でもない人間に自社の名刺を持たせるようなこ…

街には企画が溢れてる

世の中に存在するMONOは、すべて誰か意図や目的を持っ作ったものだ。街に溢れる看板や広告物はもちろん、何気なく書かれた注意書きやポスターなども誰かが一生懸命考えて作っている。企画の第一歩は、考えるクセをつけること。例えば今日のテーマは「赤」と…